語学学習は完璧を求めないことが重要

    新しい言語の学習を始める際に、多くの人が目標を立てます。しかし、ほとんど人が立てた目標を達成することなく挫折していきます。なぜなのでしょう。

7~8割ぐらいを目指すとちょうどいい

    学習を始める際に高い目標を立てた場合、学習を始めた当初はやる気が非常に高く何時間でも勉強をすることができるものです。しかし、しばらくするとやる気が急降下するケースが多くみられます。これは、初めに飛ばしすぎて燃え尽き症候群といわれる状態になってしまったり、目標と現在の自分の間に大きなギャップがあることを実感したことなどにより引き起こされます。

    目標を立てる時には、高すぎる目標を定めないようにすることと、自分が到達したい目標の7~8割程度を目指すと、やる気の急降下を防げます。また、学習の初期からいきなり何時間も勉強しすぎないよう勉強時間や量のセーブを行うことも大切です。

 

小さいハードルを一つひとつ超えていく

    言語学習の目標が決まっても、いきなりそこに到達することはできません。目標に到達するまでにひとつひとつクリアしていく小さい目標を立てましょう。それを順番にクリアしていくことによって、達成感や一歩一歩目標に近づいていく感覚を味わうことができます。それが、やる気の維持につながります。

 

 

    言語学習の成功には適切な目標を定め、それを確実にクリアして行くことが大切です。言語学習に失敗した経験のある方は、自分にあった目標を定め、この機会にもう一度頑張ってみてください。

 


 

 

 

News Reporter
 学生時代は英語が一番の苦手教科だったにも関わらず、とある出来事がきっかけとなり言語の魅力に取り憑かれる。  現在は、子供から大人まで言語の指導にあたりつつ、自身も5カ国語を学ぶ日々を過ごす。