「年齢的な限界があるから語学は若いうちに学ばないといけない」という話をよく耳にします。早い段階から英語に触れさせることが目的で、小学校で英語が教科になります。でも、本当に言語の習得は若いうちにしかできないのでしょうか。
やはり早いうちがいい
ある特定の言語を母語と同じレベルで習得するには、その言語の学習を早く始めるのがベストでしょう。一般的に若い人の方が物事を覚えるスピードが早いことからも否定できません。
言語の習得は何歳からでも不可能ではない
しかし、歳をとって覚えるスピードが遅くなったとしても、新しい言語の習得が不可能になるわけではありません。現に、私も新しい言語を学んで日々成長を実感していますし、10カ国語話者であるSteve Kaufman氏は現在60代ですが、新しい言語の獲得に日々取り組んでいます。
限界は自分で作ってしまうもの
自分の言語の学習過程を研究しているKaufman氏や、言語学習が生活の一部となっている私のような方は、語学学習自体に楽しさを感じており、自分の限界を感じることは少ないでしょう。
まだ語学学習を始めたばかりで、どうすればいいかわからなかったり、思い描いた結果が見えないなど、語学学習に苦しんでいる方は、学習を楽しむことよりも成長できない理由を考え、それが語学学習を諦める理由となってしまっていることが多いのです。
諦めなければ何歳でもできる
ヒトの脳は何歳になっても新しい言語を覚えることができます。自分で限界を定めず、語学学習を楽しんでみましょう。諦めなければ新しい言語の取得は必ずできます。常に学び続ける気持ちを持ち続け、頑張りましょう。