今回は、イギリスのケンブリッジ大学から発行され、世界中の英語学習者に使われている文法書『Grammar in Use』を紹介します。
内容は全て英語!
『Grammar in Use』は、文法説明から問題文まで、全て英語で書かれています。 説明文を読むだけで、文法学習とリーディングの強化を同時に行うことができ、一石二鳥です。
シンプルな英語で文章が書かれているので、中学校で学習する英語が備わっていれば、理解することができるレベルです。
全てが英語で書かれているからこそ、「三人称単数現在形」や「関係代名詞」といった不要な文法名に気を取られることもなく、スムーズに文法事項を理解することができます。
以前の記事で、「外国語の学習をする際には、母語を排除したほうがいい」と述べました。『Grammar in Use』は、まさにそれができる本です。
Grammar in Useの取り組み方
『Grammar in Use』は、それぞれのユニットの、左ページに文法説明、右ページに問題演習という構成になっています。
取り組み方は、左ページを読んだ後、右の問題に取り組むのがオススメです。わからない箇所があれば、左側の文法説明を見直し、自分の理解度を確認しながら進めることができます。
ヴィジュアル的に理解できる
『Grammar in Use』は、英語のみで書かれていますが、心配する必要はありません。
少し理解しづらいI have done と I did や be going to ~ と will の使い分けや、使うシチュエーションの違いなどがイラストで分かりやすく示され、文章だけでは混乱しやすい箇所も簡単に理解できるよう作られています。
付属CD-ROM
『Grammar in Use』は、CD-ROMが付きのものを購入することができます。このCD-ROMでは、学習した文法事項をゲーム感覚で復習・定着させることができます。
私は基本的に本を使って学習をしていたのですが、大学の課題や仕事が忙しい時や机に向かう気力が起きない時に、付属CD-ROMを使っていました。週に1~2回CD-ROMでの学習を挟むことで気分転換になり、飽きることなく学習を続けることができました。『Grammar in Use』を購入するにはCD-ROM付きのものをお勧めします。
好み・レベルに合わせて教材を選べる
『Grammar in Use』は、イギリス英語版とアメリカ英語版があります。イギリス英語版は3種類、アメリカ英語版は2種類あります。
【イギリス英語版】
『Essential Grammar in Use』
『English Grammar in Use』
『Advanced Grammar in Use』
【アメリカ英語版】
『Basic Grammar in Use』
『Grammar in Use Intermediate』
基礎の基礎から英語の学習を始めたい場合は、『Essential Grammar in Use』か『Basic Grammar in Use』、中学卒業程度の英語力が備わっている方は、『English Grammar in Use』か『Grammar in Use Intermediate』、十分な英語力が備わっていおり、自分の英語力をさらに発展させたい方は『Advanced Grammar in Use』を選ぶと良いと思います。
また、CD-Rom付きのものやeBOOK付きのものを選ぶこともできます。
最もオススメ!中級レベル!
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初級レベル
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上級レベル
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